ブラッククローバー

ブラッククローバー ネタバレ 200【最新】パトリが仲間になる!?

ブラッククローバー アイキャッチ200.jpg

ブラッククローバー200話「光りの世界」のネタバレ、感想を紹介します。
連載200回とコミックス20巻発売記念のセンターカラーでした。
幼少期のアスタ、ユノ、パトリが草むらで絵本を読んでいるかわいらしいイラスト。
柔らかい描写がステキな記念作となりました。

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ブラッククローバー ネタバレ200【最新】
『ライアを救う者』

ノゼルの「水銀創成魔法“刑戮の銀星(けいりくのぎんせい)”」を解きました。
さすがのダークエルフも水銀で全身を拘束され、動かなくなります。
重症を負ったライアは、手当されないまま床に横たわっていました。
目の前が真っ暗になります。
自分が息絶えることを察しました。
最後に、パトリとリヒトの名を呼びます。
けれどもミモザが回復魔法を使い、生き長らえさせようとします。
ライアは、その理由が分かりません。
ミモザは答えました。
“今にも死にそうな人を助けるのに理由はいらない!”
それが敵であり、違う種族であろうが関係なかったのです。
ライアは、ミモザにテティアの面影を重ねました。
結局自分は、人間の王族に助けられていると。
そのことが、いつの時代でも変わらないと想いをはせます。

ブラッククローバー ネタバレ200【最新】
『疑うノゼル』

ダークエルフが動かなくなり、ノゼルは止めを刺そうとします。
背後には、ギラリと水銀の刃が光りました。
その様子を見て、アスタはおおいに焦り止めようとします。
ノゼルは、何故阻止しようとするのか理解できません。
「白夜の魔眼」の首領であるパトリを、倒すことが先決だと考えるのでした。
アスタは、そうに違いないと返します。
けれども待って欲しいと伝えました。
ユノが代わりに説明します。
パトリの体が、実はヴァンジャンスのものであることを。
ノゼルは顔も魔力も違うので、さらに混乱しました。
ユノは話を続けます。
そしてアスタの剣なら、ヴァンジャンスを元に戻せるかもしれないと説明しました。
アスタは、お任せくださいと張り切ります。
それでもノゼルは、言っていることを疑いました。
さらには、さっさと片付けてしまいたい様子です。
とりあえずアスタは、やるだけやってみると説得を試みました。
剣をダークエルフに突き出します。
すると今までよりも、はるかに多量のアンチ魔力が発生しました。
その時、ゴーシュに転生したエルフの言葉が流れ込んできます。
“行いの代償は必ず払われるようになっている。
それを肝に銘じておくんだな...。”
ユノは、魔力に包み込まれたアスタを心配しました。

ブラッククローバー ネタバレ200【最新】
『パトリの心の奥底』

入り込んだアスタは、驚きます。
パトリのそれまでの記憶や心が、自分の体に流れ込んでいました。
頭痛を感じながらも、さらに心の奥底に向かいます。
そこで、前魔法帝ユリウスの姿を見つけてしまいました。
少年の姿で、椅子に座ったパトリを発見します。
椅子の前には、大木がありました。
その木には、少年の姿をしたヴァンジャンスが埋め込まれていました。
パトリは頭を抱え、負の悪循環にさいなまれていました。
騙されていたため、リヒトの望まぬことをしてしまったこと。
そのために、仲間たちを蘇らせてしまったこと。
多くの犠牲を出してしまったこと。
そして自分は選ばれた存在などではなかったこと。
また、人間についても考えています。
本当に人間は悪なのか?
実は、そう信じたいだけではないのか?
ヴァンジャンスとは分かり合えていたはず...と。
けれども、エルフたちの叫びによって、人間は悪だと決めつけます。

ブラッククローバー ネタバレ200【最新】
『それぞれの憎しみ』

そこへアスタが肩で息をしながらやってきました。
パトリを見て、魂は子供だったと発言します。
アスタを怯えた視線が捉えました。
そしてアスタは、言い聞かせます。
“騙され、大事な物を守れず、信じていた光さえも失い、感情がめちゃくちゃなことを理解した。
それでも、だからこそ諦めるな。
お前が今やっていることは、単なる逃げだ。
そうやって、自分の中に閉じこもっている方が楽だもんな!”
「うるさい...」
パトリは、怒りをあらわに反論しました。
人間であるオマエに、理解できるはずもないと怒り叫びます。
アスタは、人間と言われることに、嫌悪感を抱きました。
そして襟元をつかみ、魔法帝を手にかけたことに怒り狂います。
ならびに転生を使用し、罪なき人たちを傷つけたことにも激怒しました。
“自分も同じようにオマエを絶対に許さない!”
パトリも同様に、言葉を紡ごうとしました。

ブラッククローバー ネタバレ200【最新】
『魔法帝を目指す者』

けれどもアスタから出た言葉は、意外なものでした。


驚くパトリをよそに、アスタは続けます。
取り返しのつかないことをしたからと言って、途中で投げ出すのは違うと。
悪魔を止めることが、真の目的ではないのかと問いただします。
そして自分で決めたことには、最後まで踏ん張ってやり抜けと伝えました。
必死に訴える相手に、放っておくようにこぶしを振り上げます。
けれどもアスタは、腕をつかみ阻止しました。
選ばれていなくても、望まれていなくても、許されていなくても、自分で決めた夢があります。
そのことを言い放ちました。
「オレは魔法帝になる...!」
「だから...お前たちのことも、諦めねー!!」
パトリは、アスタにかつて懇意にしていたテティアの兄の姿を見ます。

ブラッククローバー ネタバレ200【最新】
『パトリの決意』

アスタは見事に、人格を戻すことに成功したのでした。
パトリとアスタの帰還に、皆が喜びます。
ライアは、もう戻ることはできないと思っていたようでした。
仲間を連れ戻した驚きを、あらわにします。
パトリは、アスタをバカな人間だと評します。
けれども協力を要請しました。
アスタは、それに闘志を燃やしながら答えます。
何としても、悪魔の思惑通りにはさせられません。
強い協力者を迎え、悪魔との戦いに向かいます。

ブラッククローバー ネタバレ200【最新】
『感想』

桜ノ宮あき笑顔開口.jpg

意志を貫くアスタの強さ ★★★★★★★★★★
今週は、アスタのすばらしさを改めて感じた回でした。
パトリは、心から尊敬している魔法帝を、手に掛けた人物です。
その相手を、普通は許すことなんて出来ないと思うんですね。
アスタは、ユリウスのような魔法帝になることを目標にしていますから。
だからでしょうか。
魔法帝を目指すものとして、敵でさえ見捨てることはしなかったのです。
いや、見捨てるべきでは無かったという方が正しいでしょうか?
まだまだ、未熟なところがあるアスタです。
しかし、彼が魔法帝になれば、さらに国の未来は明るくなるでしょう。
そう確信しました。
それから、前回大活躍だったノゼルですが、少し気になることがありました。
それは、彼がパトリをヴァンジャンスだと理解出来ていない状況です。
終始、疑問符を頭に浮かべていました。
それが面白くもありました。
けれども同時に話についていけてない姿が切なくも見えました。
仲間外れな感じが否めなくて...。
それでは記念すべき200話の感想でした。
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